アロエの花でタグ「head-phone」が付けられているもの

ちょっとしたアイデアというかメモ

 FusionPCBでヘッドフォンアンプの基板を作ろうかどうか悩んでいて、基本は前に作ったヘッドフォンアンプの回路を流用する気だけど、なるべくシンプルな構造にしたいので前面のスイッチを無くして、プラグを挿入すると電源が入る仕組みにしたいと思った。

 いろいろ調べてみたのだけど巷で売っている二個スイッチ付きの3.5mmのオーディオジャックの回路ってのはほとんど下記のようになっていた


2sw_with_2ch.png

 これを前記のような使途に使う場合の問題点はスイッチの入力がアンプの入力部分に来てしまうことだ。これだと挿入を検知してリレーを作動させるようなような回路に使うのは、相当の工夫が必要だと思われる。多分これは下記のように接続して出力をスピーカーと切り替えるような使い方が正しいのだろうと思う。

2sw_with_2ch_imagine.png
 市販のスイッチ付きジャックがほとんどこのような用途向けなのでどうしたものかとかなり悩んだ。その結果ボリューム付きヘッドフォンなどで使われるリングがひとつ多い4接点のプラグ用のジャックを使えばうまくいくのではないかと考えた。下記のように結線する。

mult_jack_sw_exsample.png
 上の図で抵抗が接続されている部分が追加の端子で、普通この接点はリモコンやボリュームなどのアプリケーションに使われるが、普通の三接点のヘッドフォンのプラグを挿すとこの部分はGNDに落ちることを利用している。多分これで行けると思うが、まだ実際に回路を組んで検証したわけではないのであしからず。
HPA2.JPG

 C-moyアンプというヘッドフォン回路がある。これがわりと手軽に組める割に高音質ということで自作する人のまわりで流行ってるらしい。とりあえず自分の周りの音響機器は自作機で固めようということで自分もヘッドフォンアンプを作ってみた。

中身

HPA1.jpg


ura.jpg

回路

schematic2.jpg

 基本はこれを参考にした。そんで自分なりに少し変更を加えた。まず参考にした回路はバイアス段のトランジスタはVBEを合わせるためのダイオードとして使ってるらしいので、べつにダイオードに変えても大差なさげなので1N4148に変更。それに加えてプッシュプルのトランジスタのベース電流はバイアス電流以上は流せないのでダイオードの間にコンデンサを追加して交流的にショートするような感じにした。そうすることでバイアス電流以上Ibが必要になった時はオペアンプから直接電流を取れるようにした。こうすることのメリットはあまりバイアス段の入力インピーダンスを下げずに最大出力を上げられること。まあ利得もあんまり無い回路だし、2SC1815はGRランクの物を使うので要らない気もするする。まあ、あって悪い事は無い。
 オペアンプはパーツで眠ってたNJM2041DDを使用。電流も25mA程度取れるし低雑音ってデータシートに書いてあったのでまあいいかなと思う。音がどうとかは知らないけど。
 この回路図で見ると利得は4.3倍になってるが、ちょい多いということで今は帰還抵抗を22kΩ変更して利得3倍で使ってるいる。Line出力のレベルによっては2倍でも間に合うかもしれない。あとこれも回路図に書いてないけどDC入力に2200μFのコンデンサが入っている、組んだ後箱にちょうどいい隙間があったので入れた。こうキッチリと詰まってると気持ちいい。