電磁石を作ってみた

なぜか机の中に五寸釘があったので電磁石を作ってみることにした。


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 エナメル線を使いたかったのだけど手元に無かったので、代わりとして基盤配線用のケーブルを使うことにした。より線の方が巻きやすいが、使用機会が少なくて余りに余っていた単線のケーブルを使った。なぜかは知らないが線を端の方に寄せて巻くと磁力が強まるらしいので、適当に巻いてからマスキングテープを巻いて端の方に寄せた状態で固定した。

 どうでもいいけどマスキングテープはいつもタミヤのを使っている。タミヤの奴はちゃんとテープ切りが付いてくるので良い。今ではセロテープはほとんど使っていない。セロテープは剥がす時に跡が残るし、剥がす途中で裂けたりして剥がしづらいので好きではない。セロテープは見た目の面で有利ではあるけれども、そもそも何かを固定しなければいけない時、見た目を重視するようならそもそもテープなんか使わないだろう。

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ネジがくっ付いた。

 最初は安全のために30Ωの抵抗をコイルと電源の間に挟んでやってみたのだが、それではネジどころかワッシャーすら付かなかった。しかたがないのでコイルと電源を直接繋ぐとこにした。コイルの抵抗を測ってみたら0.1Ωしかないのでコイルとの間にはACアダプタの内部抵抗(10Ω以下)しか無いので相当な電流が流れることになる。なので、長時間流すとACアダプタが熱を持って危険だ。なので、上の画像の撮影は電源ON→OFFまで5秒以下の高速で行った。それでもACアダプタはかなりあったかくなっていた。
 流石に巻線数が少ないので大電流を流してもネジ一個が限界だった。電源を切っても、電源を繋げた状態に比べて磁力は落ちるが、磁力を保持しているようで、電源を切った状態でもワッシャーぐらいならくっつけることができた。調べた情報によると一回釘を赤くなるまで火で熱してやると電源を切った直後に磁力は無くなるようになるらしい。


ちょっと面白かったので、今度パーツ屋に行ったらエナメル線を買ってきてもっと強力な奴を作ろうと思う。

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