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 C-moyアンプというヘッドフォン回路がある。これがわりと手軽に組める割に高音質ということで自作する人のまわりで流行ってるらしい。とりあえず自分の周りの音響機器は自作機で固めようということで自分もヘッドフォンアンプを作ってみた。

中身

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回路

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 基本はこれを参考にした。そんで自分なりに少し変更を加えた。まず参考にした回路はバイアス段のトランジスタはVBEを合わせるためのダイオードとして使ってるらしいので、べつにダイオードに変えても大差なさげなので1N4148に変更。それに加えてプッシュプルのトランジスタのベース電流はバイアス電流以上は流せないのでダイオードの間にコンデンサを追加して交流的にショートするような感じにした。そうすることでバイアス電流以上Ibが必要になった時はオペアンプから直接電流を取れるようにした。こうすることのメリットはあまりバイアス段の入力インピーダンスを下げずに最大出力を上げられること。まあ利得もあんまり無い回路だし、2SC1815はGRランクの物を使うので要らない気もするする。まあ、あって悪い事は無い。
 オペアンプはパーツで眠ってたNJM2041DDを使用。電流も25mA程度取れるし低雑音ってデータシートに書いてあったのでまあいいかなと思う。音がどうとかは知らないけど。
 この回路図で見ると利得は4.3倍になってるが、ちょい多いということで今は帰還抵抗を22kΩ変更して利得3倍で使ってるいる。Line出力のレベルによっては2倍でも間に合うかもしれない。あとこれも回路図に書いてないけどDC入力に2200μFのコンデンサが入っている、組んだ後箱にちょうどいい隙間があったので入れた。こうキッチリと詰まってると気持ちいい。

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