ちょっとしたアイデアというかメモ
FusionPCBでヘッドフォンアンプの基板を作ろうかどうか悩んでいて、基本は前に作ったヘッドフォンアンプの回路を流用する気だけど、なるべくシンプルな構造にしたいので前面のスイッチを無くして、プラグを挿入すると電源が入る仕組みにしたいと思った。
いろいろ調べてみたのだけど巷で売っている二個スイッチ付きの3.5mmのオーディオジャックの回路ってのはほとんど下記のようになっていた
これを前記のような使途に使う場合の問題点はスイッチの入力がアンプの入力部分に来てしまうことだ。これだと挿入を検知してリレーを作動させるようなような回路に使うのは、相当の工夫が必要だと思われる。多分これは下記のように接続して出力をスピーカーと切り替えるような使い方が正しいのだろうと思う。
市販のスイッチ付きジャックがほとんどこのような用途向けなのでどうしたものかとかなり悩んだ。その結果ボリューム付きヘッドフォンなどで使われるリングがひとつ多い4接点のプラグ用のジャックを使えばうまくいくのではないかと考えた。下記のように結線する。
上の図で抵抗が接続されている部分が追加の端子で、普通この接点はリモコンやボリュームなどのアプリケーションに使われるが、普通の三接点のヘッドフォンのプラグを挿すとこの部分はGNDに落ちることを利用している。多分これで行けると思うが、まだ実際に回路を組んで検証したわけではないのであしからず。
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