2008年11月アーカイブ
HP-FX33っていうVictorのカナル型イヤフォンを買ってみた。
前使っていたShureのE2Cが壊れてからというもの、家にあった昔買ったSharpのMDプレイヤーについてきたよくわからないヘッドフォンを使っていた。ゼンヘイザーのMX400とか他にも色々イヤフォン自体は持っていたのだが、その付属品のイヤフォンを気に入っていた。そのMDプレイヤーを買った当時の僕は中学生だったから気づかなかったけれど、E2Cが壊れた際ガラクタ箱の中にあったそのイヤフォンを鳴らしてみたら、かなりフラットな特性を持っていたことに気づいて、気に入って使っていた。
まあその付属のヘッドフォンなんだけど、音はけっこうイケてたんだけど、所詮カナル型じゃないから音漏れが酷いし、耳に当たる部分がプラスチック製だから当然長時間付けてると痛くなってくるので、もう耐えられなくなって新しいの買うことにした。
当初はE2Cの後継?のSE210でも買おうかなと思ったけど、僕が高1の時E2Cを買った当時はカナル型のヘッドフォン作ってる所っていったらShureと数社ぐらいしか無かった気がするけど、最近じゃ日本のメーカーも結構カナル型作ってみたいだ、とういか売り場見たらカナル型ばっかだったので「こんだけ普及してるなら国産メーカーの普及価格帯のやつでも普通に聴けるようになってるだろう」と思って、国産の3000円ぐらいで買える物からチョイスすることにした。
選ぶに当たって気をつけたことはイヤーピース(耳当て)の素材。個人的にシリコンのイヤーピースは嫌いだ。あれはイヤフォンを耳に固定するのに鼓膜と振動板の間の気圧を低くして密着させるので、つけごこちや見た目は良いが毎日つかってると確実に耳がおかしくなって来る。なので絶対イヤーピースはウレタンフォームのやつにしたい。ウレタンフォームのイヤーピースは見た目と装着感はシリコンのイヤーピースの物に比べて少し劣るけれど、、毎日長時間付けていても耳にほとんど負担がかからないし遮音性もシリコンのものと比べて遜色ない。
なのでイヤーピースがウレタンフォームに奴に絞って探したのだが、ヨドバシの売り場では国産の機種でイヤーピースがウレタンフォームを採用しているのがVictorのHP-FX33という機種だけだったので、外見が半端なく安っぽくてダサいけど仕方なくこれを買うことにした。まあ、10mぐらい離れた所から見ればイヤフォンなんてどれも同じだろう。
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横浜のヨドバシで購入した後、さっそく店を出たところでパッケージを開けて耳に装着してみた。付け心地はかなり良い、E2Cより良い。遮音性もかなり優秀。音質にも期待が膨らむ。
iPodに繋いで鳴らしてみた。
・・・
・・・
・・・・・・・・・・・;;;
/(^o^)\
なんなの、この低音・・・とても・・・下品です・・・
例えて言うならベニヤ板をスピーカーとの間に置いて聴いてるみたいな音。エージングがどうのこうのというモノでもない感じ。安物イヤファンにありがちな下品な低音、一言で言うと厨好みな音
装着感は良いのに惜しいな。
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iPodのイコライザ弄ったら結構聴けるようになった。もうこれでShureの高級イヤフォンいらんかも知れない。
なんて もちろん 嘘
なぜか机の中に五寸釘があったので電磁石を作ってみることにした。
エナメル線を使いたかったのだけど手元に無かったので、代わりとして基盤配線用のケーブルを使うことにした。より線の方が巻きやすいが、使用機会が少なくて余りに余っていた単線のケーブルを使った。なぜかは知らないが線を端の方に寄せて巻くと磁力が強まるらしいので、適当に巻いてからマスキングテープを巻いて端の方に寄せた状態で固定した。
どうでもいいけどマスキングテープはいつもタミヤのを使っている。タミヤの奴はちゃんとテープ切りが付いてくるので良い。今ではセロテープはほとんど使っていない。セロテープは剥がす時に跡が残るし、剥がす途中で裂けたりして剥がしづらいので好きではない。セロテープは見た目の面で有利ではあるけれども、そもそも何かを固定しなければいけない時、見た目を重視するようならそもそもテープなんか使わないだろう。
最初は安全のために30Ωの抵抗をコイルと電源の間に挟んでやってみたのだが、それではネジどころかワッシャーすら付かなかった。しかたがないのでコイルと電源を直接繋ぐとこにした。コイルの抵抗を測ってみたら0.1Ωしかないのでコイルとの間にはACアダプタの内部抵抗(10Ω以下)しか無いので相当な電流が流れることになる。なので、長時間流すとACアダプタが熱を持って危険だ。なので、上の画像の撮影は電源ON→OFFまで5秒以下の高速で行った。それでもACアダプタはかなりあったかくなっていた。
流石に巻線数が少ないので大電流を流してもネジ一個が限界だった。電源を切っても、電源を繋げた状態に比べて磁力は落ちるが、磁力を保持しているようで、電源を切った状態でもワッシャーぐらいならくっつけることができた。調べた情報によると一回釘を赤くなるまで火で熱してやると電源を切った直後に磁力は無くなるようになるらしい。
ちょっと面白かったので、今度パーツ屋に行ったらエナメル線を買ってきてもっと強力な奴を作ろうと思う。
YAMAHAのサイトの中に面白いページがあった。
鳴るほど♪楽器解体全書 : エレキギターの音の原理
ピックアップのコイルの巻き線の巻き方の違いがどう音に出るのか解説されている。FLASHで音が聴けるのですごくわかりやすい。巻き線が増えるとコイルのインダクタンスが上昇するから、倍音が削られて音が丸くなっていうのはわかるんのだが、線のピッチや巻く場所を変えると音が変わるというのは興味深い。
エレキギター/ベース用のプリアンプを作った。
自分は楽器の練習のときいつもPCに繋げて録音して練習している。エレキギター/ベースの出力からそのままPCのLine IN端子に入力しようとしても、エレキギター/ベースの出力はせいぜい数十mV~数百mVなのに加え出力インピーダンスは10kΩぐらいなので、そのままLine入力につなげようとすると音量が絶対的に不足する。なので、その間にインピーダンス変換と10倍程度の電圧増幅するアンプが必要となる。
自分はBOSSのRPQ-10というイコライザー付きのマイクプリアンプを所有しているのだが、これは某JAZZ研の部室にあったやつを勝手にぱくってきたもので、年代物なのかどうにもボリュームのガリが酷い。なので自分で作ってみることにした。
回路は電源を抵抗二つで分圧し、正負電源を生成して、オペアンプTL081で非反転増幅回路を組んだだけなので特に言及することは無い。増幅度は多分11倍だったと思う。
実際に鳴らしてみたのだがハムがひどい、仮組みの状態でもハムノイズは出ていたのだけれどそれはケースに入れてちゃんとシールドすれば大丈夫だと思っていたのだが、どうやら問題は別にあるみたいだ。もしかして電源が問題なのか?と思ってこんなものを作って電源の品質による音の具合を確かめてみた。
1000uF、470uFの電解コンデンサがそれぞれ四個ずつ、0.1uFの積層セラミックスコンデンサが二つの電源平滑回路。これをACアダプタとマイクプリアンプの間に挟んでハムノイズの変化を見る。
安定化されていない9VのACアダプタを直に繋いだ状態でボリュームを最大にして、FFTをした様子。50Hzの交流電源由来と思われるノイズが盛大に出ているのがわかる。
平滑回路を通した状態。幾分改善されたがそれでもまだノイズが残っている。しかしこれで電源が悪いんだとなんとなく理解できた。
安定化されている4.5VのスイッチングACアダプタ(ソニーのCDプレイヤーに付いてきたやつ)を使った時の様子。低周波のノイズは無くなっているが替わりに高周波ノイズが発生してしまっている。
平滑回路を通した状態。電源由来と思われるノイズがほぼ無くなった。
結局電源が安定化されていないのが悪いということが完璧に分かったので、こんな感じに三端子レギュレータを後付で付けてみたら普通のACアダプタでもノイズが無くなった。かわりに三端子レギュレータからと思われるノイズが少し入るようになった。なんか泥沼なので基盤自体をもっと対ノイズ設計をきちんとしたものに取り変える予定。
PAM8403というデジタルアンプICを共立電子で買ったので試してみた。
このICの出力は3W+3Wのステレオ出力で内部でBTL接続されている。一番の特徴は普通デジタルアンプICの出力にはトロイダルコイルや磁性体で密封したコイルを使ったLCフィルタをかまさなれけばならないが、このPAM8403ではそれを省略できる点だ。BTL接続、フィルタレスといった特徴からこのICは外付け部品をほとんど必要としない。
ブレッドボードでデータシートに載っていた推奨回路を組んでみたところ。PAM8403のパッケージは16ピンのSOPという規格なので、同じく共立電子で購入した、SOP、SSOP変換基盤を使った。推奨回路ではデジタルのGNDとアナログのGNDを分けていたが、めんどくさいので分けなかった。その分コンデンサを多めに積んだはみた。最初、4.5VのスイッチングACアダプタを使ったのだけど鳴らなかった。なので、ウェブでPAM8403の事を調べたらどうやらこのIC、3Vぐらいの電源電圧でなければ安定して動かないらしい・・・orz 3Vじゃどうあがいても出力足らないだろ・・・
しょうが無いので3Vで動かすことにした。手元に3VのACアダプタは無かったので単三電池x2を使った。
電池二つを電源に使ったら鳴った。だが、明らかに音量不足だ。まあ、3Vだから当たり前なのだけれど。かといって電圧を上げるわけにもいかない。データシートでは5Vまで大丈夫だったはずなのだがなあ、なにかもっとうまいことやれば5Vで動くようになるのだろうか・・・
最近Mini-ITXに興味がある。
今使っているPCって普通のミドルタワー型のケースの自作機なのだけど、Athlon64 3000+ メモリ2GBで普段使う分には性能的には全く問題は無い。DTMをやってたころは加算合成式のソフトシンセやらNI Reaktorなどの重量級VSTiを2、3個同時起動させることが常だったので「デュアルコアCPUほしーなあ」とかよく思ったものだが、最近はDTMもFPSもほとんどやらないし、ゲームも、やってもギャルゲーをたまにやるぐらいなので全くもってこのぐらいのスペックで間に合っている。
CPUの速度面に不満が無くなって来ると騒音が気になってくるものだが。今のPCは前後に8cmのファンが二機付いているのだが、夏季は2000rpm以下の低速で動かして、10月以降は完全に止めてしまっている。CPUファンも全銅製の結構いい奴を使っているので常時止まる寸前のノロノロ回転だ。もともとAthlon 3000+があまり発熱しないCPUであるし、VGAもRADEON X600とかいうしょぼい奴なのでPC全体としての消費電力もたかが知れているのでこれで大丈夫なのだ。
性能も問題ない。騒音もあまり気にならない、となると気になってくるのが設置面積、省スペース性だ。現在使っているPCのケースのドライブベイは5つあるのだがDVDマルチ一つだけしか使ってないので残り四つも余っている、それに拡張スロットもサウンドカードとVGAだけである。これではケースの容量過多だろう。それならいっそのこと拡張性無視、グラフィック性能無視のMini-ITXマザーでコンパクトなマシンを組んでそれをメインマシンとして代替してしまいたい。最近はCore2 Duoがいい感じなのでこれを使えば今のCPUより低発熱で、なおかつ高性能なマシンを作れそうだ。
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このAAいいよね。